先端形状と針先について(ボール編)2018.06.28
とがった先端形状についてご説明しましたが(詳細はこちら)、ミシン針はとがっているものばかりではありません。
ニット素材は、1つの編糸が連なって作られています。そのため、どこか1ヶ所でもダメージを受けてほつれてしまうと、そこからどんどん穴が大きくなり広がっていってしまいます。そこで、ミシン針の先端形状をボール形状にすることで(図1)、編糸をよけながら縫うことができ、生地へのダメージを防ぐことができます。
オルガン針では、用途や素材に合わせたボールの大きさを加工しています。
小サイズ=Jボール、中サイズ=Bボールです。
「ニットにはボール」これを覚えておいてくださいね!
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